時往則往(時往けば則ち往く)(「法言」)
利益があると思ったら、集まってくるやつはたくさんおりましょう。

季節が来ると高波来るよ。
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漢の時代のことでございます。
先生(揚雄)がおっしゃった、
朱鳥翾翾帰。其肆矣。
朱鳥、翾翾(けんけん)として帰る。それ、肆(ほしい)ままなるかな。
赤い鳥たちがぐるぐる回りながら南の国に帰っていく。ほんとうに自由だなあ。
「朱鳥」は「つばめ」と訳してもよいようですが、まあ渡り鳥ならなんでもいいでしょう。
或曰、奚取於朱鳥哉。
あるひと曰く、奚(なん)ぞ朱鳥に取るや、と。
あるひとが訊いた、
「どうして赤い鳥がそんなに参考になるのですか」
先生は言った、
時来則来、時往則往。能来能往者、朱鳥之謂与。
時来たれば則ち来たり、時往けば即ち往く。能く来たり能く往くは、朱鳥の謂いか。
時節が来たらやってくる。時節が終わったら帰っていく。適切な時にやってきて、適切な時に帰っていけるのは、あの赤い鳥のことではないかね。
我々もそのようにありたいものだ。
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漢・揚雄「法言」問明第六より。八月も終わるし、わたくしの時節も終わってまいりましたような。
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