梅雨蒸湿(梅雨に蒸湿す)(「雞肋篇」)
爽快感みたいなのはなかったです。明日は爽やかに晴れるかな。
なお、全勝さんHPは閲覧停止中とのこと。なんで見られないのかと思いましたが、こっちの技術的問題のせいではありませんでした。

タヌキ(イヌ科)とネコ(ネコ科)は同じタイプなのであろう。一部の人にとっては。
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現代では知りませんが、宋の時代、
江浙無兎。
江浙に兎無し。
長江下流域の江蘇・浙江省あたりにはウサギがいない。
とされていました。ほんとかなあ。
ウサギがいないため、
繋筆多用羊毛、惟明信州最佳、毛柔和而不攀曲、亦用鹿毛、唯脆易禿。
筆に繋くるに多く羊毛を用い、ただ明・信州最も佳なるも、毛柔和にして攀曲せず、また鹿毛を用いるに、ただ脆くして禿し易し。
筆に付けるのに、(ウサギがいいのですが)多くヒツジの毛を使う。明州・信州の産物が一番よいが、毛が柔らかすぎて、ぐい、とよじりながら曲げることができない。またシカの毛を使ったものもあるが、こちらは強さがないので、すぐにハゲちょびてしまいやすい。
湖南二広又用雞毛、尤為軟弱。
湖南・二広もまた雞毛を用い、尤も軟弱たり。
湖南や広東・広西ではニワトリの毛を使っており、これが一番柔らかすぎる。
高麗用猩猩毛、反太堅勁也。其用鼠須、只一両茎置筆心中。
高麗は猩々の毛を用いて、反ってはなはだ堅勁なり。その鼠の須を用いるは、ただ一両茎を筆の心中に置くのみ。
高麗では猩々(オランウータン)の毛を用いるということだが、逆にたいへん堅く、ごわごわしている。ネズミのヒゲを用いる地方もあるが、これは実際にはネズミのヒゲは一二本を筆の真ん中に入れるだけである。
如狸毛則見于唐史、疑亦甚弱。
狸毛も如きも「唐史」には見ゆるも、疑うらくはまた甚だ弱からん。
「狸」(り)はタヌキにもネコにも使いますが、ここは「ネズミ」と対比しているのでネコではないかと思います。
「唐史」にはネコの毛を使うことが見えているが、おそらくたいへん柔らかかったと思われる。
だいたい、
南方春夏梅雨蒸湿、墨皆漆敗、滞筆而無光。
南方の春夏は梅雨にて蒸湿し、墨みな漆(うるし)敗れ、筆滞りて光無し。
南方では春と夏の間に梅雨の時節があって湿度が大変高く、墨はみんな混じてあるウルシが溶け出してしまい、筆の動きを滞らせ、文字にも光沢がなくなってしまう。
その際、
徽州世出墨工、多佳墨、云以置灰中、則陰潤不能壊也。
徽州世に墨工を出だし、佳墨多く、云うに以て灰中に置き、すなわち陰潤壊す能わざるなりと云う。
安徽の徽州は何世代にもわたって腕のいい作墨職人を出した土地で、いい墨の製品が多いが、伝えられるところでは、墨を灰の中に置いておき、じめじめした湿気が壊してしまわないようにしているのだということだ。
勉強になるなあ。
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宋・荘綽「雞肋篇」巻上より。まさに雞肋(ニワトリのあばらの骨)。捨ててしまうには惜しいけど、知ってても何の役にも立たないというお話でした。
観ネコ記 令和8年6月27日
台風で観タマができません。昼間雨が弱くなったので戸田のネコ見に行ってきました。はじめ発見できなかったんですが、顔見知りのえさやりさんが来たので引っ付いて行ったら出てきました。濡れた地面にも背中ぐりぐりしていたのでずぶ濡れでした。これではいい筆はできんぞ。

出て来てメシ食ってます。

不思議に元気になっているみたいで、たくさん食うし、あごのしたごにょごにょすると「やめてにゃー」をしてきます。一時は後ろ足で蹴とばす「にゃー」の部分ができず、前脚だけで抵抗をしめす「やめにょ」になっていたのですが。
えさやりさんが次のネコのところに行ってしまった後、この茂みの下でしばらくしりたたき・背中撫で、頭ぐりぐり、あごごにょごにょなどをさせられたのですが、蚊が多くて困りました。

他のはきのこになったかも。えさやりさんの話では、〇〇人が夜中に集会を始めたりしているそうです。盗品の隠し場所にもなっているとかなんとか。
・・・真実がどうこうの前に、普通の人たちがそんなふうに見ている、ということです。
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