罪障滅乎(罪障滅せるか)(「萍洲可談」)
知らんうちに滅しているといいですね。

一匹何億円もする(時もある)ぜ!高く売れたら借金返せて、ホクホクだ!
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日本各地で神社仏閣の火事が起こっているそうです。原因はすべて「調査中」とか。何が起こっているのでしょうか。ただの偶然で何も起こってないのでしょうか。
さて、それはそうとしまして、北宋の王韶は煕寧年間(1068~77)にチベット族との激しい戦いに勝利して、甘粛・煕河地方の領土を回復した文武両道のひとですが、この煕河の戦の当時、
多殺伐。
殺伐多し。
国家のためとはいえ、ずいぶん多くの人を殺したということじゃ。
晩年知洪州、学仏。
晩年、洪州を知し、仏を学ぶ。
晩年になって、江西・洪州の知事となり、(地元のお寺・黄龍寺に通って)仏教(禅)を学んだ。
黄龍寺には、当時、名僧・晦堂祖心(1025~1200)が住持しており、彼のもとで参禅するようになったのである。
一日問長老祖心、曰昔未聞道、罪障固多。今聞道矣、罪障滅乎。
一日、長老祖心に問いて曰く、「むかしいまだ道を聞かず、罪障もとより多からん。今道を聞けり、罪障滅せるか」と。
あるとき、祖心和尚に訊いてみた。
「たしかに昔は、仏道を知りませんでしたので、ずいぶん罪を造ってしまったものでございます。今は仏道を学ばせていただきました。罪はなんとか消滅しているのではないでしょうか」
和尚が言った、
今有人、貧負債、及富貴而債主至。還否。
今人有り、貧にして債を負い、富貴に及びて債主至る。還すや否や。
「あなたが貧乏で借金をしたとします。その後、財産も地位もできたときに、債権者がやってきた。さて、あなたは借金を返すか、返さないか」
必還。
必ず還す。
「それは絶対返しますよ」
然則聞道矣、奈債主不相放何耶。
然れば則ち道を聞きて、債主に相放せざるは奈何(いかん)ぞや。
「そうであれば、仏道を学んでおいて、貸主どのにお返ししないのは、如何なものか」
むむむ。
未幾、疽発於脳卒。
いまだ幾ばくならずして、疽(しょ)脳に発して卒せり。
その後すぐに、頭にできものが出来て、死んでしまった。
待ってください!〇市総理がおっしゃっているように「インフレでほくほく」している人もいるんです。うまくインフレすれば、実質的に返さなくてもよくなるのでは?
この大ばかものが!!
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宋・朱彧「萍洲可談」巻三より。相手は名僧ですから、本当に反省して悔悟していればもっといいこと言ってくれたと思いますが、「だからいいだろう」みたいな気分が出てたので「返せ」と言われたのだと思います。最後の円安ホクホクいんふれホクホクは一休とんち話にさえなっていないので、地〇行きでしょう。
ほんと、どうやったら昔の申し訳ないこと、恥ずかしいことを、生きている間にお返ししていけるのであろうか。プラスチックごみみたいにいつまでも無くならないのか。
・・・と、言っているだけで反省足りなくて叱られてできものできるかも知れません。二三日前に戸田でネコぐりぐりしているときにムシかなんかに刺されたみたいで、左手が痛痒くで脹れてきました。ちゃんとホントに反省しているのに( ;∀;)。
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