5月19日 むかしの人はえらかったなあ

不如古人(古人に如かず)(「楡巣雑識」)

だんだんダメになってきていると思います。しかし文明は若い者の方が進んでいることでしょう。プラモとかかっこよくて痺れたわたしどもよりも、プラスチックの弊害も知っているに違いない。

むかしはよかったなあ。ニンゲンの文明が低レベルで。今は絶滅しないようにがんばろう。だが、眠い。むにゃむにゃ。水中で眠ってしまい呼吸ができなくなることがあるんじゃぞ。

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清の時代のことですが、広州・陽山出身の貫亭・鄭子超は御史(検察官)であったが、急ぎの用事(おそらく親族の服喪)で辞職して広州に帰った。

大吏聘主講席、聞先已有訂之者、遂力辞不就。

という人である。

洋商劉某乞為其子改正文芸。

郷里の後輩の学問向上のためだと引き受けた・・・のですが、

送贄二百金、鄭峻却之、謂必強我受、即此芸亦不動筆矣。

後欲赴都補官、劉又餽幣帛及贐礼。

鄭はこれを一度は受け取ったが、

返幣、貽故友文稿一冊、謂即煩将此贐刻之。吾已全数拝登矣。

ああ。

誰謂今人不如古人哉。

とのことです。

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清・趙慎畛「楡巣雑識」下巻より。清代のひとにはまだ古人以上の人もいたかも知れませんが、そこからまた二百年、東洋にはもういないのでは。トランプさんのところにはいる?

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