4月24日 昨日変な睡眠のとり方をして風邪気味に

無益於治(治に益無し)(「商子」)

風邪気味になっているのではないかと前日に予想して書いております。どうなっているでしょうか。それは明日明らかにできるかも。あるいはもうそんな元気もないかも。

一日一升ぐらいメシを食い、ごろごろする。そういう人にわたしはなりたい。宮沢先生には申し訳ないです。

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人民は怠惰になって農業に務めなくなってしまった・・・という昨日の続きです。

故其境内之民、皆化而好弁、楽学、事商賈、為技芸、避農戦。

如此、則不遠矣。

何に遠くないかというと、「亡国」です。ここまで来たらもう「亡国」は近い、というのだ。

国有事、則学民悪法、商民善化、技芸之民不用。故其国易破也。

夫農者寡而游食者衆、故其国貧危。

今夫螟螣蚵蠋春生秋死、一出而民数年不食。今一人耕而百人食之、此其為螟螣蚵蠋亦大矣。

「螟」(めい)はコメなどの茎を食う害虫。「螣」(とう)は葉を食うカミキリ虫。「蚵」(か)はアリの大きなもの。「蠋」(しょく)はイモムシくん。葉っぱを食い荒らします。

確かに、現代日本では第一次産業の従事者はもう十パーセントをはるかに切っているらしいので、この状況かも知れません。サラリーマンや商人は、イモムシくんや大アリくんなどなのです。
「税金を取り立てるやつらもイモムシくんでは?」
ばかもの、わしらは国家のために働いているのだぞ!
だいたい、

雖有詩書、郷一束、家一員、独無益於治也。非所以反之之術也。

まったくだ、人民は愚かがよいなあ。〇〇推しとか活とかしててもらえばいいのである。

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「商子」農戦第三より。「昔のひとはいいこと言うなあ、そのとおりだなあ」と思うのは、みなさんが国家を短期的に経営する側にあるときだけ、ではないかと思います。わたくしども人民は音楽で楽しんだり、おカネもうけでホクホクしたり。時には世界の秘密を学んだりしてみたいです。そうすることによって、世の賢い方々より自分がシアワセである、と思えたら、謀反なんかしませんよー。
少し長期的にみれば、人民をしめつけたらバクハツするのも当たり前のこと。君民は同楽し、やがて弱まり、また持ち直す。いよいよダメで滅ぶ前に、今回もなんとか持ち直す。・・・これしかないように思うのです。チャイナの賢者たちもそんなふうに思ったので、やがて法家思想より儒学が盛んになるわけですから、みなさん「商子」なんか読まなくていいですよ、もっとタメになる本を読んでくださいね。
わたしはもう少し読ませてもらおうかな、うっしっし。

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