其巧如此(その巧みなることかくの如し)(「鶏肋編」)
自衛隊を私兵のように大事にしてくれるのかな、と思っていたら、自衛隊員が報告も無く歌いに来たので自分たちは知らなかった、のだそうです。子どもが死なないように「子ども庁」作ってたら、いつの間にか「子ども家庭庁」になったのを思い出しました。やってるのは一緒ひとたちか・・・。でもまあもう世界滅びるからどうでもいい。
今日はイヤな話をしますよ。子どもに見せられないかも。

まるで太っていると弱く、人気者にもなれないのが当たり前のような書き方である。肝冷庵の思想(リベラル?)がここに垣間見られる。
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おれたち貧乏人は、天に見放されているのだから政府に見放されても当然なのだ。
宋の時代のことですが、河南・穎昌の士人・馬磐(固有名詞まで明らかなのですから、実話に違いありません)は、
能文有行義、受業之徒多中科第、独未嘗得預郷薦、其貧幾無壁立。
文を能くし行義有りて、受業の徒多く科第に中するも、独りいまだ嘗て郷薦に預るを得ず、その貧ほとんど壁立無し。
文章はうまいし、道義に適った行動をする。塾を開いていて、教えた生徒には科挙試験に合格した者も多いが、本人だけはこれまで第一次試験にも合格したことがなく、定職もないので、家に一物も無いだけでなく、壁さえ崩れはじめてしまうほどの貧乏であった。
この家に、
有女年長、無資以適人、衆為斂銭以嫁。
女の年長なる有るも、資の以て人に適する無く、衆ために斂銭して以て嫁せしむ。
だいぶん年長の娘がいたが、嫁に行かせるための財産が無い。まわりの人たちがおカネを集めて、なんとか嫁入りさせてくれた。
未幾帰寧、感寒疾、数日而卒。
いまだ幾ばくならずして帰寧するに、寒疾に感じ、数日にして卒す。
それからあまり経っていないうちに、娘は里帰りしてきたのだが、そこで夏風邪を引いてしまい、数日のうちに死んでしまった。
夫家在外邑、方暑、不可待其至、又丐貸以殮。
夫家外邑に在り、まさに暑く、その至るを待つべからざれば、また丐貸して以て殮す。
だんなの家は郊外にあり、ちょうど暑いさかりであったのでだんなが来るのを待つわけにもいかず、(嫁入りの時同様、)おカネを乞い借りて納棺することにした。
既闔棺、聞其呼声、云復生。釘不可発、破木以出。視其殮衣、皆使脱去、遂若平人。
既に棺を闔(おお)いて、その呼ぶ声を聞くに、「復生せり」と云う。釘発すべからざれば、破木して以て出だす。その殮衣を視てみな脱去せしめ、遂に平人のごとし。
棺桶の蓋をしたところで、中から何か声がするので聞いてみると、「生き返った」というのである。そこで蓋を開けようとしたが、強く打ちつけてあったので釘が抜けない。しようがないので棺桶を割って外に出した。死体に着せる新しい服を着ていたので、これを脱がせて、貧しい普段着に着替えさせた。
其家既喜且倦、皆酣寝。是夕、盗者尽偸衣衾之属、莫有覚者。
その家、既に喜びかつ倦み、みな酣寝す。この夕、盗者ことごとく衣衾の属を偸むも、覚める者有るなし。
その家はみんな、大よろこびしたが、葬式の準備からずっと大変だったので、その晩はみんなぐっすりと眠りこんでしまった。夜中、盗人が入り、衣服や掛布団の類をすべて盗んでいってしまったが、誰一人目を覚ます者も無かったのである。
至明、方申官捕賊、則其女復死矣。
明に至り、まさに官に捕賊を申さんとするに、すなわちその女また死ねり。
暁に至って盗賊が入ったことに気づき、役所に賊を捕まえてくれと連絡に行こうとしたちょうどそのとき、娘は今度こそ本当に死んでしまった。
婚家で死ぬより「葬式を出す」分がマイナスになり、また、一回で死ぬより「棺桶一回分、死に装束一回分」及び「それ以外の衣服や掛布団」の損がありました。
ああ。
天之窮人、其巧如此。貧富固有定分、非智力所能移也。
天の人を窮する、その巧みなることかくの如し。貧富もとより定分有りて、智力のよく移すところに非ざるなり。
天がひと(特に貧乏人)をさらに困らせる、その方法の巧妙さはかくの如くである。貧富にはもともと定まった分があって、人間の知恵などでは変えることができないのであろう。
こんなイヤな社会の仕組み、子どもに見せられませんよね。
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宋・荘綽「鶏肋編」巻下より。新自由主義で自己責任の世の中ですから、貧富の分があるのは仕方ありません。イヤなら出て行け、とえらい人もおっしゃっておられます。〇団〇、〇〇省、自〇〇などの巧みなることも天の如きか。
と、現代社会への不満を募らせつつ、さて、寝よう・・・と思ったのですが、ネットにこんな三択問題があったので載せときます。
1)ナフサは足りている、と政府が言ってるのに、A化成がサランラップ値上げすると言い出した。
A社は、①〇国の指示で動いている反日企業である。②ナフサあるのにこの際値上げで怪しからん、不買運動必要。③ホントにナフサの値が上がっているのかも。
2)総理が六か月分確保したと公表したナフサを、A化成は、「六月末まで確保できた」と言っている。
A社は、①〇国の指示で動いている反日企業である。②企業努力が足りない。③総理の見通しがヤバイ。
さてどれでしょう。
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