必殴三拳(必ず三拳を殴る)(「明語林」)
暴力教育はいけない。

画像は入るが回転さえしません。
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昨日の続きになります。
何心隠師事顔山農。
何心隠という者は顔山農に弟子入りした。
既而心悔。凡山農弟子、必殴三拳、而後受拝。
その後で心のなかで後悔した。だいたい、山農が弟子をとるときは、必ず拳で3回そいつを殴るのだ。その後で弟子として先生に礼拝することを許されるのである。
あほみたいですが、明末というのはこんなのが流行っていたのでしょう。
ある日、
値山農淫于村婦。
心隠は、山農が、村の女と(女の家で)淫らなことをしているのに出くわした。
「これはいけるぞ」
心隠辟隠処、伺而扼之、亦殴三拳、使拝。
心隠は物陰に隠れ、やがてことを終えて山農が出てきたところを捕まえ、「この間男め」と、やはり3回ぶん殴った。そして、拝礼(ここどは土下座であろう)させたのである。
「これで弟子礼は取り消しだ」
と言って、
削弟子籍。
弟子の名簿から削除させた。
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「明語林」巻十三より。言っときますけどこれで絶縁するんではなくて、この後もまた師匠として付き合っているんです。あほではないかと思うと思いますが、これが明末というものじゃ。「そうなんですか」と頷くと、「よしおまえは弟子じゃ」と弟子にされて殴られるかもしれません。
岡本全勝さんのホームページによると社会的能力は六十歳以前から衰えてくるようなので、年を取ると弱って弟子にされてしまうかも。
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