是未可解(これいまだ解くべからず)(「雞肋編」)
なぜこんなことになるのだろうか。

われらは善さかえ悪滅びるなら成仏し、悪さかえ善滅びるなら祟るのみ。ニャンぞ。
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南宋の紹興九年(1139)、木星が己未の方向にあった年のことである。
秋冬之間、湖北牛馬皆疫、牛死者十八九。
秋冬の間、湖北の牛馬みな疫し、牛の死する者十に八九。
秋から冬の間に、湖北州のウシ・ウマはみんな疫病に罹り、牛は十頭のうち八九頭が死んでしまった。
而鄂州界麞鹿野豬虎狼皆死。
而して鄂州界に麞・鹿・野豬・虎・狼みな死す。
さらに、鄂州との境界では、大鹿(ノロ)、普通のシカ、野生のイノシシ、トラ、オオカミ、みんな死んでしまった。
至於蛇虺亦僵於路傍。
蛇虺(じゃき)に至るもまた路傍に僵す。
ヘビ・マムシに至るまで、また道端でカンピンタンになっていた。
此伝記所未嘗載者。若以悪獣毒螫之物自斃為可喜、而牛馬亦被其災是未可解也。
これ、伝記にいまだ嘗て載せざるものなり。悪獣・毒螫の物自ら斃るるがごときは以て喜ぶべしと為すも、牛馬もまたその災いを被るは、これいまだ解すべからざるなり。
この事件は、歴史書や記録に記載されていないことである。悪いケモノや毒を持つヘビが勝手に死んだというのは喜ぶべきことであろう。だが、ウシやウマのようないいものも同じようにやられてしまうとは、まったく今に至るも理解できないことである。
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宋・荘綽「雞肋編」巻下より。ああ、善き人から滅びゆく人間世界を思えば、何の不可解なことがあろうか。政府が善玉を認めてくれる施策があるようです。水戸黄門や弥七に出来たことが進歩した現代にできないわけがありません。がんばってください。
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