7月20日 マジメにやっててもしようがない

不仮人力(人力を仮(か)らず)(「後山談叢」)

マジメに働いた人が報われるのはいいことですが、マジメにやってはならないこともあるのです。

しりこだまの無い者はカッパを恐れることはない。だがマジメに働いても、しりこだまが無くなることはない。

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北宋の末ごろのことですが、ある僧侶が、温公・司馬光が洛陽に営んでいた庭園である「独楽園」を散策した。

有地高亢、不因枯卉生芝二十余本。

「たいへん珍しく、縁起のよいものじゃぞ」
僧侶は庭園の世話をしている老圃(年老いた園芸師)を呼び、

蓋潤沢之使長茂。

老圃は言った、

天生霊物、不仮人力。

ぱん。

僧侶は膝を打って、言った。

真温公之役也。

と。

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宋・陳師道「後山叢談」巻六より。一般論として、真面目に
「やります、やります、やります・・・」
と言って働かなくてもいい仕事がある、ということです。AIが来ても何もしなくていいなら負けません。

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