4月28日 最近悪いことが多いんです。

餓狼見肉(餓狼肉を見る)(「商子」)

自分に起こった悪いことはガマンするんです。ガマン、ガマン。社会に起こったことはどうすればいいのか。例えば孤立死の増など自分に起こるならガマン、ガマンだが。

むかしは目をぎらぎらさせて温泉とか行ってたものだが、最近はそんな昭和・平成の欲望もないでワン。

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すごい古代のことですが、

昊英之世、以伐木殺獣。人民少而木獣多。

ふつうのチャイナ神話は次の黄帝から始まります。昊英に触れているのは「帝王世紀」という伝説集とこの「商子」の記述ぐらいだそうです。

黄帝之世、不麛不卵。

「麛」(べい)は「鹿の子」、「卵」は「鳥の子」、「麛せず卵せず」とは小鹿やタマゴのうちに穫ったり食べたりしない、という意味です。資源保護の観点から重要です。

黄帝の時代がだいたい紀元前2600年ぐらいです。黄帝の時代は生産性が低くて無駄遣いができず、

官無供備之、民死不得用槨。

事不同、皆王者、時異也。

黄帝さまの一代前、

神農之世、男耕而食、婦織而着。刑政不用而治、甲兵不起而王。

神農既没、以彊勝弱、以衆暴寡。

故黄帝作為君臣上下之義、父子兄弟之礼、夫婦妃匹之合、内行刀鋸、外用甲兵。故時変也。

故以戦去戦、雖戦可也。以殺去殺、雖殺可也。以刑去刑、雖重刑可也。

昔之能制天下者、必先制其民者也、能勝彊敵者、必先勝其民者也。

勝民之本在制民、若冶於金陶於土也。本不堅則民如飛鳥走獣、其誰能制之。

そのように民を制圧して、

民之見戦也、如餓狼之見肉、則民用矣。

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「商子」(画策巻十八)より。人民が餓狼のようになれば勝利できるでしょう。でもうまくエサを与えないと、こちらにとびかかってくるかも。

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