11月10日 肉体・精神ともに弱ってまいりました

人之処世(人の世に処する)(「不下帯編」)

あとどれぐらい処するのであろうか。

おれたちアシュラも若いころは「どっちを向いて仕事しとるんじゃ!」と叱られたものだが、最近は「もう奈良時代のやつは仕事しなくていいから」と言われておるのじゃ。

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清の時代のことなんですが、

屛之張也、直則不可立、必也回而曲之。輪之転也、方則不可行、必也揉而円之。

この「揉」(じゅう)は「もむ、手でひねって柔らげる」の意ではなく、「撓めて曲げる」の意です。

人之処世也、亦然。

なるほど。曲がったり丸くなったりしなければならないのですね!

―――いや、それだけではダメなんじゃ。

雖然、屏必有幅、輪必有軸。

屛雖欲曲、不可不斉。輪雖欲円、不可不正。

「斉」(均しくととのう)と「正」(真っすぐただしい)が無ければ用を為さないのだ。

君子自処也、亦然。

そうなんですか。「屏風は折れ曲がらなければ立っていられない、頭を下げるところでは下げるのじゃ」と若いころ教えられましたが、その語源はここにあったんですね。

此于慎行語。

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清・金埴「不下帯編」巻四より。歳をとってからも「腰は折るもの、頭は下げるもの」と教えられました(これは岡本全勝さんかも?)。「斉」と「正」は教わってないな。君子以外には要らんのやろ。経営者育成にはいるのかな。
さて、みなさんはどちら?

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