佇立空傷魂(佇立して空しく魂を傷ましむ)(「高青丘集」)

明日は個人的にいやだなあ。でもこれから先、社会がもっといやなことになるかも。

だから早く逃げ出さないと・・・。だが、どこへ?

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元末のころのことですが、

路廻荒山開、如出古塞門。
驚沙四辺起、寒日惨欲昏。
上有飢鳶声、下有枯蓬根。
白骨横馬前、貴賤寧復論。

まことに荒涼たる景色だが、その上、

未来のその時にも、社会の上の方のひとたちも容赦されないのですぞ。・・・いや、でも、そのひとたちは大丈夫なようにするのかな。転がっているのは貧乏とか弱者とかふつうの人ばかりになるのかも。

不知将軍誰、此地昔戦奔。
我欲問路人、前行尽空村。
登高望廃塁、鬼結愁雲屯。
当時十万師、覆没能幾存。
応有独老翁、来此哭子孫。

年来未休兵、強弱事併吞。
功名竟誰成、殺人遍乾坤。
媿無拯乱術、佇立空傷魂。

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明・高啓「過奉口戦場」(奉口の戦場を過ぐ)(「高青邱集」所収)。元末の群雄たちの争闘によって荒廃した江南を旅していたときの詩のようです。高青邱は明になってすぐに南京城中にて腰斬(生きながら真っ二つにされる死刑)に処されるので、ここで佇立していたあと、七八年しか生きていないはずです。
この一週間ぐらいで、外交上なんかたいへん困った状態にあることが明らかになった・・・ような気がするんですが、あんまりみんな批判もしてないのは、段々弱って荒廃していく方を取るからいいということなんですかね。ここにわたしの言いたいことも書いてあるみたいなんで、わたしも佇立して魂を傷ましめて、若いひとたちにあとは任せた。すんません、「えへへ」と生きているうちに、こんなにしてしまいました。

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