5月30日 台風の風がもう吹いている?

才直三銭(わずかに三銭に直するのみ)(「夢溪筆談」)

科学的に説明していただきたいものです。

ゴミゼロデーだ。残さずに食べよう。何もかも。
ところでアジの塩焼きウマかった、という子どものころの記憶があるのですが、もしかしたらアジではなく塩がウマかっただけかも。でも本当に懐かしい。

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北宋の不思議な文人・孫甫、字・之翰は、河南・陽翟のひと、司馬光らとともに翰林に在籍し、後に度司副使(財務副大臣)も務めたすぐれた財務官僚でもあった。

人嘗与一硯、直三十千。

孫之翰は言った、

硯有何異、而如此之価也。

その人は言った、

硯以石潤為貴、此石呵之則水流。

「呵」(か)は、叱る、怒鳴る。

ええー!そんな貴重なものをこのわたしに? へへへ、それで、何が望みなのじゃ・・・

とふつうの人なら言うところですが、孫は言った、

一日呵得一檐水、才直三銭。買此何用。

「檐」(えん)は「軒先」を意味しますが、ここでは「擔」(たん。「担」の正字)と同じ意味、「かつぐ」。

わしは財務官僚じゃぞ。そんなムダなものは使わない」

竟不受。

価値が無いことにして、相手も「そうですなあ」と言って、無価値だから贈収賄にならない、という手の込んだ贈収賄だろう、ぐふふ、さすがよ、なあにお代官さまには敵いませぬ・・・と現代人なら考えるところですが、とうとう受け取らなかったというのである。これが宋代の士風だったのだ。

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北宋・沈括「夢渓筆談」巻九より。沈括さまの著述は科学的なので有名です。この硯はどんな仕組みになっていたのか、科学的な分析が欲しいところです。十個作れば三千万円です。それで株を買って・・・ぐふふ。
沈括さまも孫之翰さまも、「価値があるとみんなが思うと価値がある」という科学的金融経済学の素養には欠けていたようですね。これでは、実態経済に関わらずに高騰する株に手を出さない、ということになってしまうのでは。

国際郵便の便利さは科学的なのですが、苦労は非科学的な個人的問題のような感じが・・・。

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