自製飛雲履(自ら飛雲履を製す)
帰京してやらないといけないこともあるのですが、仕方ないのだ。台風だからなのだ。わはははは。わははははは。

よかったでしーさー。
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唐の大詩人・白楽天ですが、年をとってから
好神仙。
神仙を好む。
神仙になる道の教えを好んだ。
そして、
自製飛雲履。
自ら「飛雲履」を製す。
自分で「飛ぶ雲のくつ」を作った。
このくつを履いて、
焚香振足、如撥烟霧、冉冉生雲。
香を焚き足を振るうに、烟霧を撥するが如く、冉冉として雲を生ず。
お香を焚き足をぶるぶると振ると、(くつから)もやか霧のようなものが出て、だんだんと広がって雲(のような状態)を生じる。
というすごいものでした。しかし、空を飛んだりすることができるわけではありませんでした。
やがて、白楽天は江西の地にやってきて、廬山の麓で、
作草堂焼丹。今尚存。
草堂を作りて丹を焼く。今なお存せり。
小屋を作ってそこで神仙になるための丹薬を製造していた。この小屋は、今(元の時代)も残っている。
そうです。本人はどこに行ったのかな。
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元・辛文房「唐才子伝」巻六より。白楽天は一方で、
帰即応帰兜率天。
帰すれば即ちまさに兜率天に帰すべし。
死んだらすぐにミロク菩薩のおられる兜率天(とそつてん)に行くことになっておる。
と自分で言ってたそうです。不老長生と兜率天か。究極の選択ですね。わたしはもちろんもう決まってますけどね。うっしっし。
ついでに
観ネコ記 令和7年11月12日
首里暴力ネコにゃ。今回も流血に。


登場。しりたたけ。


やんにょか?
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