9月9日 今日の夕方は空気が油のように熱かった

人服其胆(人その胆に服す)(「明語林」)

「暑かった」ではなくて「熱かった」んです。ほんとに明日から涼しくなるんでしょうか。国も文化も社会も、もうこのまま溶解していくのでは。

新しい階級社会を打破するには、スカンク的な秘密兵器が必要である。

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明の王陽明が廬山の天池山に出かけたとき、

直上仏手岩。

岩懸山半、下臨無際。人莫至者。

ところが、

公徐歩蜿蜒、竦立瞻顧。人服其胆。

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清・呉粛公「明語林」巻八「豪爽篇」より。偉大な思想家というより単なる向こう見ずなおじさんに見えますが、こういうおじさんこそが、閉塞した社会を打破する・・・かも知れません・・・いやむりか・・・あんまり期待してはいけません。種田山頭火みたいに社会的に転落?していくかも。

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