8月8日 夏バテしてるのに体重増えるのが不思議だ

報之独厚(これに報ずること独り厚し)(「双槐歳鈔」)

あんまり暑いと噴水やプールはもちろん、井戸にも頭から突っ込みたくなるものですが、最近井戸見なくなったなあ。

今日は世界ネコの日にゃんぞ。日本のネコで世界に通用するのはおれぐらいにゃんぞ。それにしても眠いでにゃん。

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明の半ばごろのことですが、平南の張輝は廣東の地方試験で首席(解元)を取った男で、

自負文学、為人甚温雅疏俊、士子愛之。

景泰元年(1450)、洛陽に近い香山の学校の教諭として赴任してきた。

忽見廨舎井中、有人衣紅出而招之。

張輝は

素有胆気、呵罵之。

するとその人は井戸桁に昇って、消えてしまった。

さて次の日、

会飲県堂、与丞争坐位、交相拳殴。帰、投井死。

暑くて飛び込んでしまったのかも知れません。

県の長官が報せを聞いてやってきた。

収斂輝畢、遂塡其井。

こんなことがあったのでは、張輝はなにか呪われているのではないか、と思うであろう。ところが、

其子孫至今貴顕。

豈輝学行、夭于非命、天故報之独厚歟。

暑かったのがいけないのだと思います。

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明・黄瑜「双槐歳鈔」巻六より。井戸が見つからないのなら、ポストにでも頭突っ込んで涼しくするか。だが、ポストもこれからは減るかも知れないということである。

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