7月6日 年寄にこんなことをさせおって

応急而用(急に応じて用うる)(「土風録」)

本日は熱中症的状態のため更新は中止します。

この季節はキケンだ。

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・・・と思ったけど、このことだけは、「急須でお茶を飲もう」としている人には急いで伝えておかないといけないので、更新します。

清代には、お酒の入った壺のことを「注子」と言ったんです。唐の時代から「注子」というものはあるんですが、当時は「偏提」(へんてい)とも言った。宋、明の時代には、

民間呼注子曰自斟壺。

とか

偏提、即今之酒鱉。

という記録があります。按ずるに、

酒鱉之称、以其形似也。

これで「注子」「偏提」「酒鱉」が同じものだとご理解いただけたかと思います。使用法や形態からして、これが、現代(清代)の「急須」だということがわかります。

一方、「滴蘇」(てきそ)というものがあります。部屋の中でおしっこをするときに使う器です。

当為急須之訛。

宋の沈括が言うには、

有行具二肩、其附帯雑物内有虎子、急須子。

「虎子」は「おまる」のことですが、「急須子」とは?

陸容の「菽園雑記」を見ると、

急須、溺器也。以其応急而用、故名。

と書いてあります。

今人以暖酒器為急須、飲字誤之耳。

本来、

飲、溺器也。

さらに、

呉音須与蘇同、又転急為滴、遂呼為滴蘇。

「急須」「滴蘇」「溺器」が同じものだということがわかっていただけたかと思います。

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明・顧張思「土風録」巻三より。これで急須でお茶を飲んではいけない理由がおわかりいただけましたでしょうか。余計な情報が多すぎてわからん? それは・・・といいかけたましたが、これ以上説明する体力がもう・・・

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