11月5日 道頓堀はもう寒かろう

左右画方円(左右にて方と円を画く)(「墨子」)

「肝冷斎くんは体調も良くないだろうし、もう来なくてもいいのだよ」と言われているような気もしますが、体調がいいので明日また出勤します。

各地の話題はもうトラではなくクマです。秋田県知事さんは立場明確にしてますが、愛護の声も高く、為政者のみなさんどうするんですかね。現場が右手と左手で違う画をかけばいい? 道警みたいにする?

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みなさんは、主君か臣下か知りませんが、

臣主同欲而異利。

もう少し分析してみますと、

人主者天下一力以共載之、故安、衆同心以共立之、故尊。

ちょっと意訳が過ぎますかね。

人臣守所長尽所能、故忠。

以尊主御忠臣、則長楽生而功名成。名実相待而成、形影相応而立。

この、形と影が応じるところが大切なんです。

人主之患、在莫之応。一手独拍、雖疾無声。

人臣之憂、不得一。右手画円、左手画方、不能両成。

どちらかが描ける、という意味ではないと思います。ほんとは「両不能成」と書いて欲しいですけどね。

至治之国、君若桴、臣若鼓。

打てば鳴るんです。

ついでに言うと、

技若車、事若馬。

馬車をイメージしてください。

馬が無ければ車は走らず、能力の見せどころがない。

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「韓非子」巻八「功名」篇より。「雇用者」「被雇用者」はみなさんの境遇に合わせて言い換えてみてください。

さて、明日は連休明けで朝礼のある職場も多いかと思います。

〇一手独拍、雖疾無声。(一手独り拍てば、疾(はや)しといえども声無し)

〇右手画円、左手画方、不能両成。(右手にて円を画き、左手にて方を画くに、両(ふたつな)がら成るあたわず) ピアノの人はできる?

〇君若桴、臣若鼓。(君は桴のごとく、臣は鼓のごとし)

はいずれも朝礼使用頻度の高いコトバなので(朝礼のある職場の管理職の人は)チェックしておきましょう。別々にではなくこの三つのうち二つを使うといい感じに仕上がるのでは。三つとも使うとちょっと長くなりすぎるかも。朝礼とアレは短いほどいいですからなあ、がはははは。

〇技若車、事若馬。(技は車のごとく、事は馬のごとし)

も言い得て妙ですが、おそらく「技」「事」が現代国語的にピンとこないコトバですから使いづらいですね。

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