観タマ記 令和5年8月13日

今日は午後から雨だというのです。ドーム球場のチケットはだいぶん前に完売になっていたので、次から選べ。ジャイアンツ球場(1200円(※最安チケット(発行手数料除く)以下同じ)、横須賀スタジアム(1600円)、さいたま市営大宮(1600円)、ゾゾマリン(3450円)。
一時間ごと天気予報を見ると、ゾゾだけ「小雨」と出ているので、おカネもったいないけどゾゾにします。どうせこんな生活は今年いっぱいだし、来年からは敵性外国語?の「一塁」とか「四球」とか「野選」とか、漢字の使用が禁止されて野球どころではなくなるかも知れませんから、破滅覚悟だ。
その前に、美術でも見ていくか。

最初は上野にマティス展観に行こうと思ったのですが、上野はちょうど驟雨の最中で電車降りるのイヤだったので東京駅ステーションギャラリーへ。「甲斐荘楠音(かいのしょう・ただおと)の全貌」を高いカネ出してみる。京都市立美術学校から昭和初期の国画創作協会という特異な日本画集団に属して変な美人画を描いた人・・・なんですが、四十ぐらいで画を止めて映画の衣裳担当になった「分野の越境」と異性装や「セクシャルマイノリティーとして」の生き方が現代的にはたまらない高評価のようです。

そんなのは評価しなくていいのですが、途中で画を止めてしまったことをパトロンから批難されて、「日本人にそないな土性骨のある人がおりますかいな」と答えた、というエピソードには感心しました。なお、絵がコワいのとおカネもったいないので「図録」入手は断念。

その後、湿気でムシムシする湾岸線で幕張へ ゴー!


令和5年8月13日(日)1700(1647)~2032 ZOZOマリンスタジアム
パシフィックリーグ 千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ
埼玉 000 000 011  2
千葉 011 100 00X  3

主審 水口  一塁 山口  二塁 名幸  三塁 長井

ライオンズはいわゆる「ブルペンデー」で、青山(2回)、田村、ボー(2回)、豆田、平井、佐藤隼で賄いました。青山~ボーは一人一点づつ取られる仕様でしたが、寸止め的に一点づつで、打線の反撃につなげる・・・ことができるか。四回一死満塁、五回無死一二塁も小島(6回)、さらに七回は西村に抑えられていた打線は八回にぺルドモのワイルドピッチ、九回にぎりぎりピッチの続く益田から栗山が6号ソロ、さらに二死一二塁まで攻めますが源田三振でゲームセット。益田の「助かったああ」と声の聞こえそうな表情が印象的でした。

天気予報は「小雨」ですが冗談ではない程度に降っています。それでも試合開始時間に合わせてカバーを外す。カネのために野球をやります。

マリンのやることなので微苦笑で済みますが、選手入場で発火させてきます。ここがベイスより先にこれを始めたはず。

高額にもかかわらずここを選んだのは、二階席後ろの方がこの蔽いで雨が当たらないことがわかっているからである。スコアボード後方に打ちあがる花火は構造上観られませんが、外野席全部と一緒扱いだからしようがない、といいますか納得づくだ。

どんどん降ってきます。湿度100%で、もやってくる。ただし、七回裏から雨が上がりました。

五回裏と試合終了後にやる「ブラックナイト」という儀礼です。照明を落としてフィルターをつけたスマホのライトでみんな参加する。ただし今日で最終回です。

試合終了、ヒロイン終了後の花火。どうせ二階席では見られないので球場外の歩道橋から観覧する。

今週は破滅覚悟の8試合コースでした。来週はどうなるのかな。台風は関東には来なさそうですが・・・。

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