令和5年10月調査報告(広島宇品)

10月15日、多忙な観タマの合間を縫って調査する。

〇広島市歴史資料館 ・・・ 廣島の近世の産業などが詳しい。紙やら蚕糸やら多種ありますね。二階では「ごんぎつねの世界」展。

旧陸軍食糧厰の建物だそうです。このあたりは軍の食肉工場や缶詰工場だったらしい。今は学校や食品工場になっています。

資料館の愛されキャラ?「廣島デルタの象徴であるたこ(先代)」と書いてあります。足七本やろ、はいいとして、「先代」に対するものはどこかにいるのか。

〇千田県令銅像 ・・・ 第二代広島県令。予算超過により私財を投じて宇品地区の干拓、宇品港を作った。当初は政府から叱られていたが、日清戦争が起こるとその先見の明にみんな感心したという。

銅像、でかい墓、神社などが夢であった、というひともいるかも知れませんので紹介しておきます。戦時中に供出しなくてよかった理由がどこにも書かれていないのですが、陸軍関係だったからかも。

〇宇品線跡地 ・・・ 曲線から見てこれは何かの跡地だとピンときました。

そうしたらやっぱりあった。旧宇品線「南段原駅跡」です。廣島機関区から宇品港までを繋いでいた国鉄線。この道をまっすぐ行くと旧廣島機関区であるマツダスタジアムに着きます。

これはかっこいい段原のマーケット(集合店舗)跡・・・というにはまだ2店舗入っています。裏の方はアパートになっているみたいですね。

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