豈有敢睡者(あに敢えて睡る者有らんや)(「智嚢」)
なんかいろいろ難しくなってしまいました。なんでやろ。
今日は居眠りする時間はあったんですがマウス買いに行く暇なかったんで、借りてきたんです。が、やはり買わないといけませんね。

マウスなんかにいいように扱われていてはダメだ、おまえはダメなやつでガオー。どうせならテレビに出るようなでかい人間になってもらいたい。
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北宋の名臣・忠定公・張詠さまが仕事を終えて官邸に帰ったところ、
有一庁子熟睡。
一庁子の熟睡する有り。
小使いの一人が、ぶうすかと熟睡しているのを見つけた。
「しっかりせんか!」とたたき起こし、
爾家有甚事。
爾の家に甚(いかん)の事有りや。
「家で何かあったのか?」
と訊いた。小使いが言うには、「実は・・・
母久病。兄与客未帰。
母久しく病む。兄は客といまだ帰らず。
おふくろが長病いで臥せておりまちゅ。兄きは友人と旅に出たまま長く帰ってこないのでちて・・・」
「本当か」
訪之果然。
これを訪うに果たして然り。
公はそいつの家まで行って確かめたところ、そのとおりであった。
翌日、差場務一名給之。
翌日、差場務一名をこれに給す。
翌日、公は召使いの者を一人、その小遣いの家に手伝いに行かせた。
合わせて言った、
吾庁豈有敢睡者耶。此必心極幽憊使之然耳。故憫之。
吾が庁にあに敢えて睡る者有らんや。これ必ず心の極めて幽憊してこれを然らしむのみ。故にこれを憫れむ。
「わしの役所に敢えて居眠りしようとするやつがいるはずがない。居眠りしているとしたら、精神が極めて弱り、疲れ果ててしまって、そうなっているとしか考えられない。そこで、そのような者に配慮することにした」
と。
体悉人情至此、人誰不願為之死乎。
人情に体悉することここに至る、人誰かこれがために死するを願わざらんや。
ひとの心にことごとく同情されて、これほどにまで至られたのである。いったい誰が、この人のために死にたくはない、などと思おうか。(誰もが、この人のために死にたいと思うのだ)。
反語が少し読みにくいですね。
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明・馮夢龍「智嚢」明智部知微・巻五より。元話は「名臣言行録」にあるのかな。ちょっと確認するの眠いから止めときます。
こちらが恥を忍んで居眠りしてるんだからこれぐらい気を遣ってほしいもんですよね。今日もずいぶん眠ってしまいました。
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