1月26日 無理した翌々日ぐらいに足腰痛いんです

以防遺失(以て遺失を防ぐ)(「後漢書」)

忘れるのもひどいです。さっきまで覚えていたのに、なぜ忘れてしまったのか。ああ頭来たー! ・・・みたいにならないように。

キャリア形成に役立つかな。べんてんとの人脈がある、ということが売りになるかも。・・・ああ、新自由主義になるとこんなことばかり考えて人生を費消していくのであろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後漢の朱穆というひとは、貴顕にも厳しく法を適用し、何度も処罰されそうになった立派な役人ですが、外戚として権力を振るう梁冀に仕えたことがあった。年を経て梁冀とは何の関係も無くなったのですが、

以故吏、懼其釁積招禍、奏記諫。

「釁」(きん)は武器や楽器などに犠牲の血を振りかけてそれを浄める儀式のことで、普通は「ちぬる」と訓じますが、血を塗れない隙間が出来ることから、「すきま」という意味が生じ、特に人間関係について用います。

古之明君、必有輔徳之臣、規諫之官、下至器物、銘書成敗、以防遺失。

故君有正道、臣有正路。従之如仁、終朝為悪、四海傾覆。

うんたらかんたら。

と、厳しい諫言を行った。しかし、

冀終不悟、報書云、如此、僕亦無一可邪。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「後漢書」巻四三「朱楽何列伝」より。祖父の朱暉からはじまる朱家のひとたちの事績が「朱」の部分です。
梁冀さまは忠告も聞かず、結局、跋扈将軍と言われ、最後は一族皆殺しになるわけでございますが、器物に刻んだ銘の例が「太公陰謀」という今は亡んだ書(一部が「六韜」「三略」に影響を与えていると言われます)に掲げられている(「後漢書注」による)ので、参考までに挙げておきます。よく噛み締めておくといい・・・と思いますけど、「噛み締めても、処遇やキャリア形成の過程で評価されることはなかった」と後で怒らないでくださいね。

武王衣之銘曰、桑蚕苦、女工難、得新捐故後必寒。

破れても捨てない肝冷庵方式が正しいんです。

鏡銘曰、以鏡自照者見形容、以人自照者見吉凶。

觴銘曰、楽極則悲、沈湎致非、社稷為危。

社稷を危うくしてはいけないと思います。わたしも読み終わりました。しょうかい石はやっぱり一族で富を独占しすぎですわー。

ホームへ
日録目次へ

コメントを残す