1月16日 明日からは何かいいことあるでしょう

吉利吉利(きちりきちり)(「梁書」)

今日はJRの運休には巻き込まれなかったんですが、夕方疲れたので居眠りし(もちろん会社で)、そのあとスナック菓子をむしゃむしゃ食ってしまった(これも会社)ので、なんだか元気が無くなってしまいました。あまり喜びの無い生活である。しかしそろそろいいことがあるであろう。

スナック菓子よりこいつらでも食ってろ。

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寒くても裸足で歩き回るぐらいの元気が欲しいものですよね。チャイナの南北朝時代のことですが、

林邑国者本漢日南郡象林県、古越裳之界也。

其国有金山、石皆赤色。其中生金、金夜則出飛、状如蛍火。

へー。それは見てみたいものですね。

又出玳瑁、貝歯、吉貝、沈木香。

玳瑁(タイマイ)はウミガメの一種、その甲羅が「べっ甲」になります。「貝歯」はよくわかりませんが、巻貝の中には宝玉のような歯舌(サザエでいう「ふた」)を作るものがあるので、それだと思います。「吉貝」は「貝」ではなく「綿布」のこと。こちらの「貝」はカイではなく、「バイタラ」(ヤシなどの葉を加工した繊維品、紙)の音訳です。「沈木香」は比重の重い木から作られる「沈香」(じんこう)。

門戸皆北向、書樹葉為紙、男女皆以横幅吉貝繞腰以下、穿耳貫小鐶。

貴者著革屣、賤者跣行。自林邑、扶南以南諸国皆然也。

しもじもは本来裸足なんです。

其王著法服、加瓔珞、如仏像之飾、出則乗象、吹螺撃鼓、以吉貝為幡旗。

しもじもとは着るものが違いますね。

国不設刑法、有罪者、使象踏殺之。

其大姓号婆羅門。嫁聚必用八月、女先求男。由賤男而貴女也。

同姓還相婚姻、使婆羅門引婿見婦、握手相付、呪曰、吉利吉利。以為成礼。

我がチャイナは文明が高いので絶対同じ姓同士では結婚しませんが、やつらは、

「同性」ではなく「同姓」です。

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「梁書」巻五十四「林邑国伝」より。賤しい者たちが上半身裸、裸足で歩いているのは元気があっていいですね。鳥と会話できたというアッシジの裸足の聖者フランシスコのようではありませんか。刑法も無いし、暖かいし、すばらしい。寛容に違いないです。きちりきちり。なむなむ。

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