1月14日 競争社会から脱出することはできるのか

名之沙魘(これを沙魘(さえん)と名づく)(「山居新語」)

「沙魘(さえん)」から覚めることができるだろうか。

誰もみないつかは目ざめて、「ああよく寝た、変な夢見たなあ」とつぶやく時が来るんだと思います。

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元代のことですが、湖南の益陽州は少数民族も多い辺境の地であった。この地では、

毎有人夜半忽自相打、莫暁所謂、名之曰沙魘。

都から赴任した者などは、この事態が起こるとどうすればいいのかわからないのだが、

土人知此証者、唯以冷水澆潑、稍定以湯水飲之、徐徐方醒。

ただし、それ以降も

二三日即如酔中不知者、殊用驚駭。

「あなたは見たことがあるのかね?」
いや、実は見たことがないのです、しかし、

上海県達魯花赤兀訥罕至正初為本州同知、因造漆器。匠者八人一夕鬧、親歴此事。嘗与余言之。

だから本当のことである。

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元・楊瑀「山居新語」より。突然大騒ぎして争い合う、まるで競争社会を見るようではありませんか。その後も、酔ったように前後不覚になって、なかなか覚めない。覚めればいいのですが、一生涯競争に追い回されている人も多いのである。哀しいかな。
移行期が過ぎれば競争社会から脱出することができるのでしょうか。

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