1月5日 出勤しました。午後は居眠り時間多し

入懐未穏(懐に入るるもいまだ穏ならず)(「宋稗類鈔」)

なかなか穏やかになりませんね。次はテヘラン? グリーンランドも? そんな海外のこと心配しているヒマがあったら、あと四日も出勤しなければならないことを心配しろ、とお叱りも受け、平謝りするしかなさそうな、ちんたらした一日目でした。申し訳ありません。

ちんたらしているとは怪しからん。まあ、今日のところはまだ松の内、堪忍してお年玉だ。

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南宋の名臣といわれる劉光祖は、

平生好施、不顧有無、来謁者皆周之。

一日晨坐暖閣、夫人方梳沐、有旧友来訪、公令夫人入内。

夫人従窗隙中見士人拾所遺釵、入懐未穏。

「しばらく待っておれ」

公将出、夫人掣公衣袖止之。

「なにをするんじゃ?」
「おほほほー」

少頃、公乃出。

・・・しばらく歓談・・・

客退、問其故。

夫人曰、偶遺小釵、彼方収拾未穏。士貧、得之可以少済、不欲遽恐之耳。

―――ようやった、それでこそ我が女房じゃ。

と言ったとは記載がないのですが、公はその日一日、たいへんご機嫌であったという。

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清・潘永因編「宋稗類鈔」巻三「厚徳」篇より。どう評価しますかね。
ア)「上級国民怪しからん、わしらを監視しているのか」とかみついてみる。
イ)「カネのことを気にしないとは、まだ原始的な資本主義だ、新自由主義が行きわたっていないのだ」と嘆いてみる。
ウ)「だんなにも黙っててやればいいのに、気の利かない女房だぜ」と倫理的に批判して優位に立ってみる。
そんなことより、なんだか似た者夫婦なのが微笑ましくていいではありませんか。新年早々お客があったらこんなふうに暖かに接していただきたいところです。より平等な政策で経済よくなるかも知れませんし。

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