1月2日 世はすべて事も無し・・・だといいですね

古今異乎(古今異なれるか)(「草木子」)

正月も二日目ですから、漢文得意の主君殺し・弱者虐殺などイヤな気持ちになるような話をしてにやにやするか、ひっひっひ、ひいっひっひっひ・・・と思ったのですが、まあ少し平和にやっていこうじゃないか、と思いまして、今日も穏やかにやってみます。

終わりなき世のめでたさよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

十四世紀の後半ごろかと思いますが、あるひとが訊いてきた。

日生月落、古今異乎。

わたしは答えた、

同也。

さらに訊いて来ました。

雲白山青。古今異乎。曰同也。

夏葛冬裘、古今異乎。曰同也。

ということは、

天同也、地同也、人同也。

ただし、

人寓形於天壌之間、特須臾耳。宜流浪大化之中、以順其同焉可也。

ということです。毎年同じ、それがいいんですよね。

・・・というのは、「焉」を「ここ(に)」という指示代名詞としで読んでみたものです。文章の流れとしてはこれでいいような気がするのですが、「焉」を「いずく(んぞ)」と疑問詞として読んでみることも可能なことに気づきました。

現代人として教育を受けてきた者としては、(B)の方が腑に落ちる気もしますね。さらに今やリキッド消費の時代だからなあ。うんうん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

元・葉子奇「草木子」巻之四下より。肝冷斎に「リキッド消費」の意味がわかって言っているわけではありませんが、太陽や月は知りませんが、衣服の材質は綿織物や絹、新聞紙、人絹などどんどん変化し、一般参賀で裸になる人もいるし、現代ではリキッドだ。
というわけで、(A)(B)、お好きな方を選んで読んでおいてください。東洋のむかしの人たちなんて現代の新自由主義の時代には確実に落伍しているレベルの人たちですから、どうせ役に立つはずがないからマジメにやらずに、にやにや読むしかないんですわー。もう50年ぐらいの腐れ縁ですわー。

ホームへ
日録目次へ

コメントを残す