12月12日 寝ているうちに一日が終わる

悲去存喜(悲・去・存・喜)(「履園叢話」)

昨日は全勝さんにならって不具合に。ただしHPではなく自分自身が不具合でした。今日は会社で朝からずっと居眠り。「悲」。一晩中スナック菓子などをむしゃむしゃ食べていたのでもうすぐ「去」に?まだ「存」し特に「喜」なし。

寝て✕5 は流行語大賞にならない?

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清の乾隆年間のこと、蘇州の蒋以暄は未来のことを知りたいと思っていたが、ある日、

夢至一巨第、門首牆上有四行、毎行三字相同、乃四十一也。

一行、下旁註一悲字。一行、下旁註一去字、一行、下旁註一存字、一行、下旁註一喜字。

つまり、
四十一 悲
四十一 去
四十一 存
四十一 喜

と縦書きで書いてあったのである。

醒後、不解何義。

未幾、其尊甫容斎先生没。時為乾隆四十一年。

四十一年に「悲しむ」ことになった。

服甫闋、以暄亦没。年四十一歳。

四十一歳で「去る」ことになってしまった。

以暄生前耽吟詠、多散佚、没後友人検其遺稿、僅存四十一首。

嘉慶庚辰、以暄胞姪泰楷官起居注主事、加三級、贈以暄朝議大夫。距以暄没已四十一載。

四十一年で「喜び」が訪れたわけである。

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清・銭泳「履園叢話」巻二二「夢幻」篇より。よかったなあ。贈り名がもらえるなんて。

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