令和7年12月調査記録(三殿山遺跡等)

12月7日(日)・・・暖かくなったので、横浜市内に行ってきました。

横濱駅で懐かしのリオカレーを食います。うまいが、高くなったなあ。地下鉄線で蒔田(まいた)へ。

無量山 ・・・ 真言宗。入口に左に観音様、右にいぼとり地蔵さま。観音様はお顔が摩耗してまったくありません。百鬼丸みたいです。ありがたい。

蒔田御所 ・・・ 曹洞宗。十五世紀の中世吉良氏(後北条の縁族でもある)の居城で、寺の裏の山は「蒔田御所」と呼ばれたその居館跡であるとのこと。ここから十六世紀になると世田谷城に移ります。吉良政忠公の墓あり。

三殿山(さんとのやま)遺跡 ・・・ 縄文、弥生、古墳時代にわたっての住居跡数百戸が発見された。周囲の崖は貝塚となっており、縄文海進期には弘明寺あたりは海だったそうです。縄文から古墳時代まで、竪穴住宅を復元するとみんな同じになりますね。

富士山も見える。

そのあと、磯子方面に南下し、根岸まで歩いてみた。

根岸飛行場跡 ・・・ 太平洋戦争期にパラオまで飛んだ水上飛行艇の出発地です。マリアナまで10時間、そこからパラオまでまた7時間で着いたという。若いころ車でよく通ったあたりですが、こんなところにあったとは。とはいえ、そのころ知ったとしても、わたしに「パラオまで飛行艇で行く」ということへの遥かな思いはなかったから、何の感慨も無かったであったろうけれど。

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