11月20日 昼間も居眠り夜も居眠り

明窗之下(明窗の下)(「酔古堂剣掃」)

昼もよく寝ていましたが、夜かえってきてPCの前でまた居眠り。起きている時間は何か食っている。もう坂道を転がり落ちているのかも。

わしも坂道を転がり落ちる前に、日暮れまで写生でもして歩きたいものである。ホッホー。(なお技術上の問題で回転できず、倒れたままです。岡本HPも技術上の問題で更新できてないんだと思われます。)

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明のころのことだと思うのですが、

明窗之下、羅列図史琴尊、以自娯。

琴はいくつも並べてにやにやする人はあまりいないと思うので、弾くつもりでしょう。杯の方は青銅器マニアもいるので並べてにやにやしているのか、お酒を飲むという意味なのか、これだけではわかりません。ひとりで楽しむなら、お酒より青銅器マニアかも。

有興則泛小舟、吟嘯。

小舟を保有していること、それを浮かべる河とか湖とかが近くにあることなどが必要です。

覧古于江山之間、煮茶野醸、足以消憂。

古墳、中世山城、将門伝説などはおもしろいですからね。
それから、

蓴鱸稲蟹、足以適口。

やっぱり、お茶とお酒だけでは足りなかったみたいです。食べ物が必要だったのだ。

又多高僧隠士、仏廬勝地、家有園林、珍花奇石、曲沼高台、魚鳥留連、不覚日暮。

「日が暮れる」を老年のことと解すれば、こんなところで居眠りしていたいものである。

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明・陸紹珩編「酔古堂剣掃」巻五「素」より。このような土地に住んでいたら居眠りしてしまって当然ですが、もっと不快な状態でも居眠りしてしまうので、そんなところまで行きつけずに、まだこんなところにいるのであろう。

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