10月14日 足腰痛い上にフケがひどいんです

礼之千金(これに千金を礼す)(「説苑」)

春秋時代のこと(だとして、漢の時代のひとが好き放題言うわけ)です。「怪しからん」と言いたいところですが、足や腰が痛くて、言う元気なんかありません。

カメなんかに負けるはずないでぴょん、と思っていても思わぬ筋肉痛で切羽詰まるかも。

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春秋の時代、斉の桓公が覇権を握った前七世紀ごろには、斉の近くに復槁という小さな都市国家がありました。

復槁の君が斉の桓公のところに参勤してきた。

もともと知恵ある人と評判だったので、

桓公問治民焉。

「いやいや私如きにお答えすることなどございませぬ・・・が」

と言いながら、

復槁之君、循口、操衿、抑心。

「むむむ!」

肝冷庵の解釈:(ああ腹が減った、何か食いたいのう。首が締まるとイヤじゃのう。最近どうも心臓がのう・・・。いずれにせよ、桓公の質問に答えて反論されてみじめな気持ちになるのはイヤじゃ)

桓公の解釈:与民甘苦饑寒乎。

しかも、

夫以我為聖人也、故不用言而諭。

ありがたや。

因礼之千金。

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漢・劉向「説苑」巻七「政理篇」より。肝冷斎の解釈とどちらがより正解に近いであろうか。腹が痛いのは腹筋が痛いのだとわかってきました。とにかく全体として筋肉痛だ。いてて。どうなっとるのだ、怪しからん。

あなたは裏金問題口噤む。若い者を持ち上げる。ぐぐっと刺さったワンフレーズ。というふうに読みますか。うむ。さすがじゃ。

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