強作馨語(強いて馨語を作す)(「酔古堂剣掃」)
ひざというよりひざから太ももの付け根までがひどく痛いんです。バンテリン塗ったらほぼ治ったので現在は困ってませんが、原因がわからないんです。帯状疱疹?

はだかが一番!服や上品な振る舞いなど、何かを飾り立てるものは、時代おくれよ! 縄文時代では。
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昨日の飲み会の際、結婚式に出席するので来れない、というやつがいた。そういえば最近そういうのに招かれなくなっているなあ。
なぜだ?
田舎児強作馨語、博得俗因。
田舎児(でんしゃじ)強いて馨語(けいご)を作せば、博く俗因を得ん。
いなかもんが無理に上品はコトバを使ったら、卑俗なことをたくさん惹き起こすだろう。
確かにそうでやんす。だから呼べない、と。でも何も語らなければいいではないか。
風月場挿入傖夫、便成悪趣。
風月場に傖夫を挿入すれば、すなわち悪趣を成さん。
風や月を嗜む風流な場に、いなかおやじを引き入れると、いっぺんにイヤな雰囲気になるではないか。
「傖夫」というのは、もともとは江南のひとが河北のごつごつした人をそしるコトバですが、ここでは田舎者一般、教養のないやつを言うようです。
なるほど。
だが、どうせ付き合う範囲に風月場など無いので、単にめでたい席が減っている、ということだと思います。世の中どんどん変わってきました。休日つぶさなくていいし、最近はお悔みの席も家族だけだから服も要らなくないかも。今度は新聞紙巻いて出席するか。
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明・陸紹珩編「酔古堂剣掃」第七「韻」より。あいさつで人に膝を屈することも無いので、膝が痛くても大丈夫でしょう。
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