9月28日 また今日も浪費してしまう

此費日廣(この費、日に廣す)(「顔氏家訓」)

自分らしくやるにはおカネが要るものです。遠くに行ったりおでんを食ったり今日も浪費しました。

「銭になるもんは見逃したらあかんで」とケチケチするように、追い込まれてまいりました。まずは精神的に

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南北朝の北斉の時代、都の鄴に若い貴族がおりましてな。

出為襄国令、頗自勉篤。公事経懐、毎加撫恤、以求声誉。

凡遣兵役、握手送離、或齎梨棗餅餌、人人贈別。

その時、こんなことを言う、

上命相煩、情所不忍、道路飢渇、以此見思。

と。

「くうう、なんといいひとやないかい」

民庶称之、不容於口。

及遷為泗州別駕、此費日廣、不可常周。

すると、もらえなかった者などが、「あの人は偽善家だ」と言い出したのである。
実際そうなのだから仕方ないのだが、

一有偽情、触塗難継、功績遂損敗矣。

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北斉・顔之推「顔氏家訓」名実篇第十より。おカネがなくなると彼らしさが無くなってしまった、ということです。買い物もできなくなります
「おでんぐらいで浪費と言うのか」と思うかも知れませんが、去年はそう思わなかったけど、今年は思います。去年使ったタクシー代もけちってしまいました。やっぱりみんなで貧しくなってて、おカネが使い難くなっているんだと思いますよ。

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