9月18日 いよいよ寒くなってきましたよ

与白雲期(白雲と期す)(「東郭先生遺稿」)

老年性うつですわー。何もやる気ない。用事があったらそちらから来てください。

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わしの隠居は

流水迥花径、青山隔竹籬。

流水花径を迥り、青山竹籬を隔つ。

流水は花のこみちをめぐり、青い山は竹の垣根が隔てているだけ。

かなり辺鄙なところまで来てもらわねばならん。だいたいですな、

従来高士臥、豈使世人窺。

従来より高士の臥は、あに世人に窺わ

わしめんや。

昔から高尚な読書人の寝ているところは、世間の人に覗きに来れるようにしているはずがないではないか。

小道には

微雨莓苔密、長松薜蘿垂。

微雨ありて莓苔密に、長松より薜蘿垂る。

少し雨が降ったので苔がびっしりになり、高い松の上からつたが垂れている。

濡れて来ていただいてもいつもいるとは限らない。

時懸孤榻去、閑与白雲期。

時に孤榻を懸け、そぞろに白雲と期す。

時には一つしかないベッドを立てかけてしまい、特に予定もなく白雲に会いに行っているかも。

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本朝・神吉東郭「東郭先生遺稿」より「某山人隠居」(「東瀛詩選」所収)。

東郭先生は姓が神吉、赤穂藩医で江戸にも住み、八十六歳まで生きてたそうです。クセがなくていい詩ではありませんか。しかしなんにもしたくないんで。全勝さんとこのホームページ見てくるか。

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