灯檠揺動(灯檠揺動す)(「括異志」)
夜の暑さとしてはこの夏一番だったのではないでしょうか。すごかった。怖い話して涼しくならないと。

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宋の楽滋は性格は沈着で温厚、後に天子の顧問官である光禄卿にもなった人だが、
少年修学時、嘗就祖母寝榻前、灯下看書。
少年の頃、いつも祖母のベッドの前で灯りをつけてもらって勉強していたそうだ。
サボったりエッチな本見たりしないように見張られていたのかもしれません。何しろ少年時代なんで、見えないところで何してるか分かりませんからね。
ある晩、午後八時ぐらいに、
灯檠揺動、如人携持、周行室中、復止故処。
ろうそく立てがゆらゆらと動き出し、まるで誰かが持ち歩いているかのように部屋の中を一周し、もとのところに戻って止まった。
「ふーん」
楽亦不懼。
楽少年は驚きもしなかった。
明日、言于門下客、客不之信。
次の日、家に居候している受験生に話してみたが、信じようとしない。
そこで、
是夜取檠置学舍中、明灯而座。
その晩は祖母のところから蝋燭立てを持ち出して受験生たちの寮の中で、蝋燭をつけて回りに二人で座った。
ちょうど午後八時ごろ、
復行如初。客大呼而走。遂命斧砕。
また昨日同様に動き出した。受験生は大騒ぎして逃げ出し、斧を持ち出してきて蝋燭立てを破壊してしまった。
「あーあ」
しかし、
亦無他異。
それ以上何もおこらなかった。
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宋・張師正「括異志」巻三より。
これ以上何も起こらなかったとは・・・がっかり。一段と蒸し蒸ししてきました。
今日は自宅PC繋がらない(またウイルスなんとかが最新になってないとかなんとかでしょう。ほんとめんどくさい)のでスマホから入れてます。訓み下しめんどくさいので省略。スマホは表紙や目次を直せない(真面目にやったら直せるのかもしれませんが)ので全勝さんとか気づかないでしょう。うっしっし。いっひっひ。悪口書いてもわからへんやろ。あっはっは。
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