9月12日 すごく困っているんです

平生生平(平生、生平)(「訂訛類篇」)

平らかに生平を生く、と読んではいけないんです。

今日は宇宙の日でパラ。知ってた?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平生平日也。

生平一生也。

唐の孔安国は

平生猶少時也。

と「論語」に注したが、朱子は否定して、

平日也。

としている。それが正しい。

ところが、

今人応用生平処、混用平生、応用平生処、混用生平。若通融者、此大繆也。

杜子昂の「客を送る」の詩に、

江南多桂樹、帰客贈平生。

「なんや、これ」

明の楊升庵が「難通」(通じ難し、理解ができない)といって悩んでいた句だが、

後見善本是生平、心乃帖然。可知随意顛倒之不可矣。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

清・杭世駿「訂訛類篇」巻一より。こういう知識を得ると、自分が賢くなったような気がします(こういう知識も)。え? そんなに賢いのにまだ賢くなるのか? なんでにやにやと冗談めかして言うのか知りませんが、ほんとですよね。そろそろもう考えたり知ったりしなくてもいいような気がする。じっと一点を見つめてぶつぶつ言っていればいいのでは。忙しくて困っています。仕事ではないんです。昼間居眠りもできないから今眠くてしようがない。

ホームへ
日録目次へ

コメントを残す