8月28日 今週末も忙しいのにまた暑くなる?

易牛馬頭(牛馬の頭に易(か)う)(「後漢書」)

もう九月になるのに関東で酷暑日はありえない。・・・と、こちらが決めてもあるんだからしようがない。

おいらの仲間は当時、あちこちのえびすに贈られたんだよ。

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後漢の永寧元年(120)のことですが、

撣国王雍由調復遣使者詣闕朝賀。

「また」と言っているのは、安帝即位直後の永初元年(108)にも使者を派遣してきたがあったからである。

前回の使者は象牙や水牛を献上しに来たほか記録に残るようなことは無かったのですが、今回は、

献楽及幻人。能変化吐火、自支解、易牛馬頭。又善跳丸、数乃至千。

こんなのありえない。すばらしいではありませんか。

この魔術士、

自言我海西人。

ええー!なんと、なんと。

海西即大秦也。撣国西南通大秦。

「伝説のローマか・・・」
後漢宮廷の人たちはうっとりした。

明年元会、安帝作楽於庭、封雍由調為漢大都尉、賜印綬、金銀、綵繒各有差也。

こんな昔から、欧米信仰みたいなのがあったのです。

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「後漢書」巻八十六「南蛮西南夷列伝」より。見に行かないといけない催し物があるんですが、この魔術みたいなワクワクするやつではないし、体力気力無い上に酷暑とは。2号もやる気ないし、いよいよ3号肝冷斎を派遣するしかないのか。しかし肝冷斎一族は、時間などにあまりにもルーズなやつらなのだ。

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