8月14日 15日だと思っていたのに一日間違う

況無首也(いわんや首無きをや)(「閲微草堂筆記」)

15日が特別な日という感覚はもう無いのですが、今日で今月も半分過ぎたああどうしよう、と思っていたら、まだ明日だったか、と気づきました。この暑いのに毎日ワンオペで忙しく、日付もわからない壊れた状態になってきてるんです。頭ないのと一緒です。

首無し鎧、怖いやろ?頭無くなったらコワいものないから消費もできるかも。

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清の時代です。司農官の曹竹虚が言った―――

従兄が、所用あって、安徽から揚州に出かけたんじゃよ。

途経友人家。時盛夏、延坐書屋、甚軒爽、暮欲下榻其中。

ところが友人が言うには、

是有魅。夜不可居。

しかし、従兄は

強居之。

すると・・・

夜半、有物自門隙蠕蠕入、薄如挟紙。入室後、漸開展、作人形、乃女子也。忽披髪吐舌、作縊鬼状。

だが、従兄は笑って言った、

猶是髪、但稍乱。猶是舌、但稍長。亦何足畏。

すると、その女は、

忽自摘其首置案上。

従兄は言った、

有首尚不足畏、況無首也。

すると、

鬼技窮、倐然滅。

揚州での所用を終えて、

及帰途再宿、夜半、問隙又蠕動、甫露其首。輒唾曰、又此敗興物耶。

竟不入。

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清・紀暁嵐「閲微草堂筆記」巻一より。わたしもこんな感じです。毎日「敗興物」(役立たず)と罵られ・・・今日も誰かに怒鳴られたような気がしますが、誰に言われたかも忘れてしまい、バケモノが来ても逃げることもできないのではないか、というぐらい、毎日眠い。
東京へ行ったら眠って暮らせるかも。

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