8月4日 明日の気温きつい。ほんとに出勤するのか

南方有鳥(南方に鳥有り)(「荘子」)

出勤して組織忠誠を見せねばなりませんぞ。日本の組織忠誠は主君やおえら方に見せるのではない、同僚・仲間に見せるのだ。貢献度ではなく、そこにいる、いつもいた、が組織への忠誠なのですから。わが国では・・・ダメだ、本当のことを言ってしまった!

怪しからん。「群れない、媚びない、へこたれない」。三ないまるやま縄文だましいを忘れておる!

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チャイナ戦国の時代のこと、友人の恵施が魏の国の宰相となったというので、

荘子往見之。

或謂恵子曰、荘子来、欲代子相。於是恵子恐、捜於国中、三日三夜。

荘子往見之、曰、南方有鳥、其名鵷鶵。子知之乎。

南方の鳥は、暑さに強いかも知れません。そういえば今日、相当の科学者のひとが「熱帯夜」という言葉は非科学的である、と言ってました。
それはさておき―――

夫鵷鶵発於南海、而飛於北海。非梧桐不止、非練実不食、非醴泉不飲。

さて、

於是鴟得腐鼠。鵷鶵過之、仰而視之、曰、嚇。

今子欲以子之梁国而嚇我耶。

「うーん・・・」

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「荘子」秋水篇より。なんだ、早くそう言ってくれればよかったのに、というのが恵施さまのお気持ちでございましょうか。
 でも、大臣の恵施さまにはともかく、われらは腐ったネズミを大切にするトビにこそ感情移入してしまいますよね。・・・あ、そうか、みなさま、その咥えているものが腐鼠だということにも気づいておられない・・・おおっと、本当のことを言ってしまうところでした。いやいやなんでもない、ああみなさん高級な食事で羨ましいですなあ。

家計調査ご苦労さまでした。むかし「統計は一番声の小さい民の声だ」と教えられました。無告の民の声でも、善き政治家には能く聴こえることでございましょうから、小さな声も活用いただけることでしょう。しかしわたしなど「恥ずかしいから五百円ぐらいの中級品買ったことにしとけ」「これは変な人だと思われてしまうから買わなかったことにしようっと」などと考えて、絶対協力できそうにもありません。だいたいめんどくさいから三日で終わってしまうし。

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