7月29日 さすがに明日からは涼しくなるでしょう

其与亡矣(それ、ともに亡びん)(「郁離子」)

亡びるのはしようがないけど、あいつらと一緒はイヤです!よね。

おれたちも行くところを知られることはないぜ。忍者こみゅにてぃが崩壊しているので。

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古代のことのようなふりをして書くのですが、現代についてのことだと理解してほしい。
・・・その昔、工之僑(こうしきょう)という名工がいた。

工之僑得良桐焉、斫而為琴。弦而鼓之、金声而玉応、自以為天下之美也。

そこで、

献之太常、使国工視之、曰、弗古。還之。

工之僑以帰、謀諸漆工、作断紋焉。又謀諸篆工、作古款焉。匣而埋諸土。

「諸」(しょ)は「之於」(し・お。「これを~に」)を一字に縮めたもの、と考えていただくとよろしい。

期年抱之出、以適市。

市場で琴を並べていると、

貴人過而見之、易之以百金、献諸朝。楽官伝視、皆曰、希世之珍也。

認められてよかったですね。ところが、

工之僑聞之、嘆曰、悲哉世也。豈独一琴哉、莫不然矣。而不早図之、其与亡矣。

そう言って、

遂去、入于宕冥之山、不知其所終。

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明・劉基「郁離子」より。今日はとある君子が表彰を受けたので、お祝いをしてきました。たとえ経済が苦しくても、功績あるひとが表彰されているかぎりはいいのですが、功と罪とを取り違えるようになったら、いよいよ国は亡びることになろう。

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