7月23日 まだまだ暑いが心頭滅却して涼しいぞ

酒為般若湯(酒は般若湯たり)(「宋稗類鈔」)

何か唱えていると涼しくなってくるかも知れません。

ハニワとハンニャは似ているではないか。

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宋の慶暦年間、都・開封のとあるお寺に、どこの所属とも知れない客僧が一人、やってきた。

呼浄人酤酒。

寺僧悪其行粗。

「あいつ、目にもの見せてやらんと・・・」

そこで、

奪瓶撃庭前、其瓶百砕。酒凝着樹上如緑玉、揺之不散。

客僧は言った、

某嘗持般若経、須傾此一杯。

言い終わって、

即諷詠瀏亮、乃将瓶就樹盛之。其酒尽酒器中、涓滴無遺。

般若(パンニャ≒知恵)の経典の力、恐れ入りました。

今、僧謂酒為般若湯、蓋因此也。

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清・潘永因編「宋稗類鈔」巻七「怪異篇」より。お経の力がすごいだけでどこが「怪異」なのか疑問です。お経なんだからこれぐらいの力はあるはず。期待している。がんばれ。なお、お酒の般若湯への言い換えは、これが語源ではないと思います。

近所のは、おカネは取ってました。ただし、「子どもは大人になってから払ってもいいよ」と書いてありました。般若湯のむやつはいないでしょう

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