7月20日 難しいこと多いと単純化してしまう

行之甚難(これを行うは甚だ難し)(「宋稗類鈔」)

実施しようとすると難しいことばかりです。尿酸値の薬、初日以外、毎日飲むの忘れるので、今日は夜飲んでみました。

「海にはこんなの出る」とか思っていると現代を生きていくのは難しい。

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宋の時代に鉄脚道人といわれるすごい人がいたんです。

道人は、

虬髯玉貌、倜党不羈。

「倜」(てき)は、「高い」「遠い」「抜きんでる」の意。

嘗愛赤脚雪中、興発則朗誦南華秋水篇。

又愛嚼梅花満口、和雪咽之。

或問咽此何為。曰、我欲寒香沁入肺腑。

その後、河南の霊地・南岳衡山に薬草類を採りに行った。

夜半登祝融峰、観日出、乃仰天大叫曰、雲海蕩吾心胸。

居無何、飄然而去。

また都に戻ってきたようです。
ある時、「九字経」(九文字だけで出来る覚えやすい標語)を作った。

勿欺心、勿妄語、守廉恥。

これを部屋に懸けて、言った、

知之甚易、行之甚難。苟能実践、可謂君子。

これは難しそうです。
なお、道人がその後どこに行ってしまったのか、その最期は、などのことは、誰も知らない。

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清・潘永因編「宋稗類鈔」巻二「隠逸篇」より。難しいことをする人ですね。熱伝導率高いので鉄ではないような気がします。プラスチックだったかも知れません。
また難しい本を読んではりますね。いろいろ興味が広いので感嘆します。今、いただいた「ガリア戦記」読んでまっせ。さて「孝経」は岩波新書読んでないので読んでからまた整理しなおそうと思いますが、玄宗帝の御注「孝経」を先代の肝冷斎のときに第五章まで訳して厭きてしまったはずです。「十三経」の中ではそんなに解釈でもめる難しいものではありませんが、チャイナやコリアでは「宗族」や「族譜」など「孝経」が身近に必要な社会システムを作ってきたので、「実践面」では重要文書です。しかし日本ではあんまりそんなシステムになってないので、遠い難しいものになっています。身体髪膚云云と言っていたら、切腹もカミカゼもできません。日本のわれら民草の孝行感に影響を与えているとしたら具体的な自己犠牲の例を教えてくれる「二十四孝」の方でしょうか。
倫理感を鼓舞してくれるいい言葉はあるのですが、「資本主義精神」を叩きこまれた今となっては通用しないのでは・・・。今は消費の単位である「家族」は大事みたいですが。

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