7月11日 たみくさは現代も頑張っているのかな

世事無知(世事知る無し)(「河上肇詩注」)

今日は涼しくてよかった。耳が遠くなってきて困っております。別に人と会話しないから耳遠くてもいいんですが。え? なに? なんとかファスト? 早く(彼岸や田舎などへ)行けとおっしゃるか。

カッパでカッパ。勝っているときには景気悪いこというなでカッパッパー。(実際にはもうミッドウェーで負けてますが)

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この詩がそんなにいいとは思わないんです。しかし、似た境遇(年齢と耳の状態だけですが)にあって、自分の言いたいことを代わりに言ってくれてるみたいなので、引用させていただきます。

生民救死不遑時、何意悠悠独賦詩。

休怪衰翁六十四、耳聾世事久無知。

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本朝・一海知義「河上肇詩注」より。「昭和十七年七月十五日」とあるので、今日から二三日後の暑い日に書いたのでしょう。

九月の二十五日になると涼しくなったみたいで、

平生最所愛、迢迢雲外鐘。

だが、

一日聾一日、清音又難逢。

それにしても、

今夜天如洗、風露秋意濃。

仰月臥南牖、一牀聴砌蛩。

あと二か月もするともう寒くなってきていることでしょう。まだかな。

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