7月1日 いよいよ真夏となってきました

伏而飛焉(伏してここに飛ぶ)(「湯顕祖集」)

突然飛んだらびっくりしますよね。

カサコソ、カサコソ・・・突然、

と行きますよ!

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昨日に引き続き、明の萬暦年間のことですが、

天下文章所以有生気者、全在奇士。

士奇則心霊。心霊則能飛動、能飛動則下上天地、来去古今、可以屈伸長短生滅如意。

如意則可以無所不如。

ここの「如」(にょ)を、仏教用語の「真如」(あるがままの世界)と解してみました。

彼言天地古今之義而不能皆如者、不能自為其意者也。不能如意者、意有所滞、常人也。

(訳者曰く、わたしは普通の人で十分ですが。)

さて、

蛾、伏也。伏而飛焉、可以無所不至。当其蠕蠕時、不知其能至此極也。

蛾こそ、奇士(変なやつ)である。

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明・湯顕祖「序丘毛伯稿」(丘毛伯の稿に序す)(「湯顕祖集」所収)より。急に飛ぶと、怖いですね。夏が本格化してまいりました。そろそろ虫の季節だ。

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