6月23日 夏至を過ぎ、涼しくなってきました。

求以郷上(以て上に郷(むか)わんことを求む)(「墨子」)

「郷」という字は、二人の人が閒に「豆」といわれる食器をはさんで向かい合っている、宴会をしている字です。それで、地域共同体を示す「郷里」の「郷」になるとともに、「向かう」という意味にもなるんですなあ。

沖縄慰霊の日です。

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ほんとかどうか、わたしは知りませんが、

昔者越王句践好勇、教其士臣三年、以其知為未足以知之也。

「そうだ」
といいことを思いつきました。

訓練を行うこととし、

焚舟失火、鼓而進之。

燃えている舟に乗りこめ、というのである。

其士偃前列、伏水火而死者不可勝数也。

「よし!」

当此之時、不鼓而不退也。

越国之士、可謂顫矣。故焚身為其難為也。

然後為之越王説之。未踰於世、而民可移也。即求以郷上也。

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「墨子」兼愛下篇より。上の者が導いてやれば、出来そうにもないこともできるのである。例えば、自分の親より他人を大切にする(兼愛)ことは、困難である、という人が多いが、君主の心がけ一つでどんな困難なこともできるのだから、そのこともできる。それぐらい困難な仕事でも、君ならできる。期待している。がんばれ。何をやってるんだ。
学生さんに、焼けた舟に乗りこむような「勇」を上司は待っているぞ!ソンタクこそ公務員と見つけたり! と教えてあげて・・はいけません。

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