5月16日 眠いので端折ってしま・・われてました

辞多不載(辞多くして載せず)(「唐摭言」)

載せてもらえなくてもしようがないですね。ちょっと眠すぎる。

菖蒲の花が開くころの詩だよ!

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唐の趙牧はどこの出身かわからないが、唐の後半期に李長吉に詩を学んだ。李長吉派といえば、

可謂蹙金結綉、而無痕跡。

「蹙金」は金を延ばした細糸。「綉」は「ぬいとり」。

「対酒」(酒に対す)という詩が遺っています。

雲翁耕扶桑、種黍養日烏。

手挼六十甲子、循環落落如弄珠、長縄繋日未是愚。

という雲じいさんとは別にじいさんがいる。こちらは、おそらく作者自身。

有翁臨鏡捋白須、飢魂弔骨吟古書。

それでも勉強を怠ることはない。

馮唐八十無高車、人生如瘧在須臾、何乃自苦八尺躯。

裂衣換酒且為娯。勧君日飲一瓢、夜飲一壺。

杞天崩、雷騰騰、桀非舜是何足凭。

あてになるのは

桐君桂父豈欺我、酔里騎龍多上昇。

菖蒲花開魚尾定、金丹始可延君命。・・・

引用が長くなりました。

其余尤上軽巧、辞多不載。

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五代・王定保「唐摭言」巻十より。神話世界が垣間見られておもしろい詩ですが、趙牧の作品で今に伝えられるのはこの一首だけ。それも途中で端折られてしまうとは。

忙しいから後ろの方の順番の人は端折られていたでしょうね。

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