5月15日 冷夏になりそうとか。二酸化炭素不足?

白髪遺臣(白髪の遺臣)(「明治大正名詩選」)

こんなになってはいけませんよね。この先大丈夫かどうか知らんけど。

若いのが何とかする(はず)でクマー。知らんでクマが。

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明治時代のひとが六朝の宋の時代のことを妄想しております。

ある農村、

門巷蕭条夜色悲。

鵂鶹声在月前枝。

雰囲気悪いです。

誰憐孤帳寒檠下、白髪遺臣読楚辞。

もう新しい時代なのだ。じじいに同情するものはいない。

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本朝・栗本鋤雲「題淵明先生燈下読書図」(陶淵明が灯りの下で本を読んでいる絵に書きつけた)詩。陶淵明は東晋の時代には仕え、その後の宋の時代には仕えなかった。「明治大正名詩選」前篇に入っていたのを引用しました。鋤雲は幕末に昌平黌頭取、外国奉行として函館、あるいは訪欧して活躍したが、維新後は報知新聞の記者などをして、明治三十年に没。意外と新しい時代にも長生きしました。行年七十六という。

この詩は、当然、陶淵明先生に自らを比している、というか、そのつもりで誰かに頼まれたのでしょう。

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