5月14日 そろそろ夏バテしてきました

将牛何処去(牛を将(ひき)て何処にか去(ゆ)く)(「元次山集」)

どこかに行かないといけません。涼しいところがいいのだが。

牛は牛連れ、馬は馬連れ。みんな自分に合った相手と一緒に行動するものでモー。派閥肯定論かも知れんでモー。

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今日は唐の時代です。仲間と行くことにした。

将牛何処去。耕彼故城東。

相伴有田父、相歓惟牧童。

牛飼い童は他のウシを連れ、一緒方向に行くのがうれしいらしい。

将牛何処去。耕彼西陽城。

叔簡修農具、直者伴我耕。(原注:叔簡叟甥、直者長子)

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唐・元結(字・次山)「将牛歌」。当時の民謡を真似て作ったということですが、「叔簡」は「飾り気なし」、「直者」は「すなおな心」の意味なので、寓意詩とも読めます。まあなんにしろもう人の目を気にしたり頭を下げたりはしないことじゃ。

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