1月15日 明日かつ丼食いたくなってきた

赤米白塩(赤米と白塩)(「何氏語林」)

寒いですね。冬の野菜が出回っているころだろう。麓の町の市場に行ってみるか。

カロリーの高いものを食べた後は、適度に運動
(A)するといいよ。
(B)しなければならない。
(C)諦めてじっとする。

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南朝の斉の時代、周顒(しゅう・ぎょう)字・彦倫は汝南のひとで、

清貧寡欲、終日常蔬食、雖有妻子、独処山舎。

野菜高くなってきました。「どういうことだ、怪しからん」と、他のものも高くなってきているんで野菜にだけ怒ってもしようがないんですが、野菜ばかり食べている人は困るでしょう。

王倹は父が功臣・王僧綽であったが、父が暗殺された後、叔父に育てられ、

数歳、爵侯、拝受茅土、流涕嗚咽。幼有神彩。専心篤学、手不釈巻。(南斉書・本伝)

という立派な人です。

この人が、ある時、散歩の途中に出会った周顒に訊いた。

卿山中何所食。

質素な生活を羨んで訊いたのでしょう。

「いや、実はなかなか贅沢しておりましてな」

周顒は答えて言った、

赤米、白塩、緑葵、紫参。

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明・何良俊編「何氏語林」巻四言語第二より。色がぴかぴかの食べ物が美味かったら毒がある、は人類始まって以来の公式です・・・が、この場合、ひとつひとつがあんまり旨そうではないので毒は無いのでしょう。こういうのだけを「食べなければならない」と思っていたら、それはかつ丼食べたくなりますよ。清麻呂よりこちらの方が気になりました。

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