12月19日 手土産ぐらい持っていかないと

以書画為介(書画を以て介と為す)(「語林」)

岡本全勝さんの本も手土産として喜ばれてる、と言われてる向きもあるそうですよ。

芸術は、手土産だー! という意義もあると思います。(「金屏風事件」など)

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元末の文人・楊鉄崖は紹興山陰のひと、泰定年間(1324~28)に進士となるが官を辞め、

避地松江。

そのころ、

有一貴游子既破産、流落海上。数踵先生門。

一日、竟持先生所購倪雲林画去。

倪雲林は名・瓉、蘇州無錫のひと、生涯仕官することなく、元末の内乱期を放浪に過ごした文人で、元末四大家の一に挙げられる画師。特にその山水画は絶妙とされる。

楊鉄崖とほぼ同時代の有名人です。

左右欲発之、先生曰、吾哀其困、使往見一達官、以書画為介耳。非盗也。

昔のひとが、

其務掩人過、如此。

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明・何良俊「何氏語林」巻三(徳行第一下)より。楊鉄崖先生は、纏足した女性の靴下を漬けたお酒を喜んで飲んでいたという有名な「好事家」ですが、他人の過ちは隠そうとしてくれたのである。わたしの過ちも隠して欲しいものだ。ばれていないとは思うのですが、いろいろ恥ずかしいことが。あわわ。

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