12月16日 この先もっと寒くなるのだろうか

断天下之疑(天下の疑いを断ず)(「陸象山文集」)

ホントかなあ。

天は人の上に人を造らず、てへり。

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時々こんなのも読んでるところを見せないと、スポンサーから怒られます。

塞宇宙一理耳。

分けていえば「宇」が空間、「宙」が時間の、にいずれも無限に広いのを言うとされますが、

ホントかなあ、と思うかも知れませんが、

上古聖人先覚此理。故其王天下也、仰則観象於天、俯則観法於地、観鳥獣之文与地之宜、近取諸身、遠取諸物、於是始作八卦。

八卦を使って、神秘の持つ力や動物の心理にも通じ、ことば、変化、かたち、占い、といった概念を整理して、人民たちを覚醒させたのである。

後世聖人、雖累千百載、其所知所覚不容有異。

代々の聖人は、符節を合わせるように、あるいはもともと一つであったように、同じ真理を認識してきているのである。

非真知此理者、不能為此言也。

孟子にぐらいはならなければいけません。

所知必至乎此、而後可言通天下之志、定天下之業、断天下之疑。

しかしながら、聖人たちははるか昔にこの世界から去ってしまい、

自此道之衰、学者溺於所聞、梏於所見、不能自照明徳。

もう一度、自分の中にある真理を取り戻さなければならない。

己之志不能自弁、安能通天下之志、定天下之業、断天下之疑哉。

いや、できない。

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宋・陸象山「与呉斗南」(呉斗南に与う)(「陸象山集」巻十五より)。天下の疑いを断じることができればいいですが、疑いだらけですからあんまり断じてはいかんのかも。
冒頭の「宇宙に塞がるは一理のみ」というのはチャイナ思想史上の有名なコトバなのですが、象山先生のお話だけでは自分の中にそなわっているはずの「真理」の中身が全くわからないんです。と文句言っていると、「中身は自分の中にあるんだからわかるだろう、なんでわからないのだ!!!!」と怒られるんです。
この点、朱子は、「それは自分の外にあるんだからわしの整理した四書五経で勉強しろ、なんでわからないのだ!!!!」というので勉強しなければいけないことだけはわかります。勉強したくはないんですが・・・と考え考えしているうちに、人生の十年ぐらいは過ぎてしまったような感じ。それよりは観タマやねこノルマの方が建設的でしょう。

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